【オンライン講座】第7回「漂着物と水中考古学」(石原渉)
- 海洋文化遺産プロジェクト事務局

- 42 分前
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このオンライン講座は神戸大学・海洋文化遺産プロジェクトに所属する先生、さらには有識者をゲストに迎え水中考古学、遺跡、歴史、法律や海洋文化遺産に関連するトレンドまで幅広いジャンルを共に学んでいきます。第7回目となる今回は、NPO法人アジア水中考古学研究所副理事長、石原渉先生による「漂着物と水中考古学」です。
水中遺跡は、そのほとんどが偶然の発見によるものです。何故なら、それは普段、目につかない水面下に沈んでいるからです。しかし、その痕跡(こんせき)の一部が、何らかの理由で遺跡から流失し、水辺へ打ち寄せられることがあります。こうした漂着物からは、様々な情報を読み取る事が出来、我々を水中遺跡へと誘う「道標(みちしるべ)」となってくれます。さあ、皆さんの興味をひく漂着物が、もう流れ着いているかもしれません。さっそく水辺を歩いてみませんか?
今回は、「漂着物と水中考古学」として、長崎県・鷹島海底遺跡での調査中、海浜を歩んでいたところ表採(ひょうさい)された鉄砲のお話や、漂着した陶磁器片を例にとり、具体的な漂着物資料の分類法や分析方法をお話します。そして、漂着場所の周辺地域に残る古文書や伝承などを手掛かりに、漁業関係者などのお話も聞き、沖合に眠る水中遺跡の存在を考えてみましょう。
ぜひご覧ください。
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<講師略歴>
石原渉(ISHIHARA Wataru)
NPO法人アジア水中考古学研究所 副理事長
日本考古学協会 会員
神戸大学 国際海事研究センターリサーチフェロー
1954年、長崎県生まれ。
東海大学海洋学部海洋工学科卒業。明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。佛教大学大学院文学研究科東洋史学専攻修士課程修了。佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻博士課程修了。博士(文学)。明治大学文学部教務助手補を経て、公益財団法人日本習字教育財団副理事長・同付属博物館「観峰館」館長を歴任。現在は、NPO法人アジア水中考古学研究所副理事長。日本考古学協会会員。専門は、東アジア考古学および水中考古学。

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