【愛媛チーム】"番外編8"「野尻湖ナウマンゾウ博物館」へ行ってみた-市民科学を考える🤔-

こんにちは！バタやんです🤗

みなさん夏休みはこれからでしょうか…？😄

私は一足早く休みをもらって、友人と長野県へ旅行に行ってきました〜✈️

実は愛媛からのアクセスはあまり良くないのですが、

以前から穂高神社に行きたくて、温めていた計画(?)でした。🤭

そこでふと、オンラインシンポジウムで話題にあった「野尻湖ナウマンゾウ博物館」にも、もしかして行けちゃう………？と思い立ち、一緒に行く友人に提案したところ、OKOK🎵と軽くOKが出て…

行ってきました〜

こちら↓

この博物館は、私たちが今やっている市民科学の先駆者的存在✨

というのも、地域の住民の方々の支援&子供達や、全国の市民の方々の手により発掘作業がされている遺跡調査とのこと。

博物館内の紹介動画でも、大勢の子供達が楽しそうに発掘作業をしていました！

いいですね〜✨

子供時代にこんな経験をすると、「発掘」という"特別な"作業がとても身近に感じますよね💡

それだけでなく、発掘期間中(湖面水位の関係で、1年のうちの10日間だけ、2年に1回のペースで行われているそうです)は、毎晩地域の公民館で「まとめの会」が開催されているそうで、参加者の遺跡発掘への理解も深まっているようです📝

自分達がしている事の意味も実感できる仕組みです✨

もし私が小学校時代にそんな経験ができていたら、人生変わっていたかもしれません！笑

いろいろ展示を見て…

ぱおーん！

(とは鳴いてなかった気がする…😅)

ナウマンゾウに少しだけ詳しくなりました😁

他の博物館と少し違う所は、現在進行形で発掘の拠点となっている事。

訪れた人も所定の手続きを踏めば、参加できるようです🪏

また、発掘のキッカケについても展示説明がありました💡

1948年、地元の旅館のご主人が湖畔を散歩中に、偶然湯たんぽによく似た不思議な石を見つけ…

地元の小学校の校長先生の所に持って行ったところ、「これはナウマンゾウの歯ではないか」という事で、地質調査をしていた同じく地元の高校の先生が大学に持ち込んで鑑定をしてもらい…ナウマンゾウの臼歯という事がわかったそうです🐘

そこから始まる壮大なストーリー…

私たちが今活動している調査も、地元の方々の情報に寄る所が大きかったりします。

ですが、網に掛かったナウマンゾウの骨も、そのまま海へドボン！の話もたまに聞くし、昔の船の碇や遺物なども、そのまま見逃されてしまってたり、そもそも気付かれなかったり…😅

かなりの方が、海の中にも遺跡がある事を、あまり意識していないんだなぁ…と感じます。

そして、貴重なものが"貴重"と認識されにくい為、資料となる遺物が散在している…

ちなみに私も"海の中の遺跡"の認識はあまりありませんでした…😅

知った時には、まぁ驚愕！👀

なぜ知る機会が無かったのか…陸の遺跡や天文、科学などとの違いは何か…

思い返せば他分野は、基本は学校の授業の理科や歴史で習ったような気がします。

もっとリアルに感じる為には、地域の資料館や天文台、博物館などでの経験でしょうか…🤔

学校では知り得ないような世の中の可能性を、無意識に吸収していたのかもしれません😁✨

ですか、残念ながら私の学生時代、海の中の授業も海洋遺跡の博物館も、無かった…😢

そういえば、愛媛チームメンバーのkokoさんも、よくお子様達を地域の博物館や資料館へ連れて行かれてます✨

その中に、"海の中の遺跡博物館(仮)"が仲間入りできる日が来ると良いなぁ…と思う今日この頃です😊

ナウマンゾウ博物館の体験部屋で遊ぶ地元の子供達😄↓