【大阪チーム】2025年5月度定例会議事録
- 大阪海洋文化遺産プロジェクト
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海洋文化遺産プロジェクト
大阪チーム
2025年5月度定例会議事録
令和7年5月31日
作成者:宮本一之

1.泉大津高校訪問について
≪目的≫高校が収蔵する菩提池西3号墳船形埴輪の調査
◎訪問先 地理歴史部(外部)顧問:ヒラシマ氏 部活担当者(現役):村口先生
(1)期日:6月9日(月)PM ※集合時間等は今後の連絡調整
◎参加者(敬称略):藤本、宮原、宮本
展示ケースを外して直接見れるとのこと。
3Dスキャンニング、写真撮影、フォトグラメトリ画像による3Dモデルを作成する。
非接触、作業場所のスペース、撮影後のデータ取り扱い等については今後の連絡・打合せによる。
(2)期日:6月24日(火) ※時刻未定
◎参加者(敬称略):木村、奥田、他のメンバーは調整中
2.特別展「船と人類」の開催について
場所:国立民族博物館(9月4日~12月9日)
準構造船関連資料の展示
搬入時(8月中)に予定が合えば見学、および3Dモデル作成等が可能と思われる。
日程等は宮原さんの指示(後日)による。
<木村先生より>
◎収蔵庫への入室は厳しいと思われるが、手続き等あれば教えてほしい。
3.最終発表会(9月13日)について
◎シンポジウム(案)抜粋~木村先生より
持ち時間は1チーム20分(入れ替え合わせて25分)
9時半(梅木ホール)集合点呼。 10時開始。
◎今後、内容を詰める事とする。個人テーマまでは時間が無いと思われる。
発表方法としてドキュメンタリー方式、プロジェクトX風、「大阪らしくおもろい話」などが考えれれる。
4.奥田さんの個人テーマに関連して
◎3Dモデルから船の模型を製作し実際に浮かべてみたい。
◎木製のモデルを製作できる人にあたってみようと思う。
<意見や課題~※順不同・発言者省略>
① 以前、産総研で製作したことがある。国立博物館所有の3Dプリンターが一番いいと思われる
② 浮力を持った材料が必要。サイズ等の制約があるが実験考古学的には意味がある。
③ 埴輪をそのまま復元しても浮かない。形を変える必要あり。手間と経費が問題となる。
④ 埴輪はデフォルメされており、浮く浮かないより古墳に副葬されるもの。
⑤ 船と言うより「物」として評価されるべきもと考えられる。
⑥ 死後の世界観の中で船は定説となっており、古墳内の壁画に描かれることも多い。
⑦ 埴輪は元々彩色されていたはず。木製でも沈みにくいように塗装することが考えられる。
⑧ 現代の船舶でも、喫水線下は錆止めの塗装が成されている。
⑨ 船形埴輪には思想が反映されたものがある。現在では塗装は確認されていない。装飾されていたと思われるので発見できたらおもしろい。
⑩ 3Dモデルのデータを見て、今後の議論とする。
5.その他
ü 「自分の言動アウト・セーフ講座」を見終えたうえで、事務局まで名前とチェックの送信をすること。
ü 6月度以降の定例会日程調整について、できるだけ早く回答してもらいたい。
以上。
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