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【事務局より】市民参加型の海洋文化遺産調査「市民ボランティア公募」のお知らせ


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◉プロジェクト概要

 このプロジェクトは、海や湖、河川などの水域に残る過去の歴史を今に伝える「海洋文化遺産」を「水中考古学」という分野を基本として、本プロジェクトに携わる専門家の意見を交えながら学際的研究として行います。プロジェクトは前半と後半に分かれており、前期は2024年8月〜2025年9月で終了、今回は後期の公募です。


 後期は、公募に応じて選出された市民が、「課題テーマ」に沿った調査をし、その成果を発表します。また、その成果をまとめていく過程を、関与した全ての人々による成果(=総合知)として記録し、インターネットやメディアを通じて周知。成果がどう創出されたかを明らかにしていきます。

 

 本プロジェクトは文部科学省に採択された総合知手法創出事業で、その成果は刊行される予定となっている報告書に市民ボランティアとして氏名が掲載されます。

◉募集人数

・兵庫県

・大阪府

・和歌山県

・広島県

・山口県

・岡山県

・香川県

・愛媛県

・徳島県

・福岡県

・大分県


上記、瀬戸内海沿岸11府県在住者より約20名

◉参加要項

  1. 海洋文化遺産をチームで調査、周知、発表する意欲のある者。

  2. 任期は2026年3月〜2027年9月末。(任期の前にオリエンテーションがあります)

  3. 瀬戸内海沿岸府県在住者。(兵庫県/大阪府/和歌山県/広島県/山口県/岡山県/香川県/愛媛県/徳島県/福岡県/大分県)

  4. 年齢、性別、専門的な知識の有無は不問。(未成年の方は保護者の承諾が必要です。)

  5. 報酬はありません。調査の際にかかる交通費や飲食代などは自己負担となります。(本事業が指定する中間発表や、成果発表時は除く)

  6. 法令等の遵守、他の参加者や関係者に対し、敬意や品位を保った行動をとり、本事業、実施機関および業務主任者の信用を毀損しないよう努められる者。

  7. 運営側からのメール連絡及びチーム内で策定した連絡手段にできる範囲で速やかに自分の意見や情報への諾否を返信できる者。

  8. 本事業の前期(2024年10月〜2025年9月)における公募に応じた市民ボランティア有志による「海洋文化遺産の保護と活用に関する提言」に賛同できる者(別途記載)

◉よくある質問

  • 海洋文化遺産とは何を指していますか?

    海や湖、河川といった水域に残る過去の歴史を今に伝える遺跡を「海洋文化遺産」と考え、調査対象は水中に限りません。

  • 遺跡を探すのにダイビングはしますか?

    本事業において市民ボランティアが潜水することはありません。必要な場合はROV(水中ドローン)などを使用し調査を計画します。

  • オンライン会議をしたことがありません。それでも参加はできますか?

    パソコンがなくてもスマートフォンをお持ちであればオンライン会議が可能です。参加方法のレクチャーなども行います。

  • 調査は自己負担とありますが、どれくらいお金がかかりますか?

    チームで決めた対面での報告会やフィールドワークなどは自己負担となりますのでチーム内でよく相談し、無理のない範囲で活動をお願い致します。

◉活動イメージ

  • 2次審査通過後、合格通知。全体会合(オンライン)にてチーム結成。

  • チーム内でロードマップを作成、調査活動開始。

  • 各自調査やフィールドワーク、任意の日程で月1回のオンライン報告会を開催。

  • 公式ホームページやSNSを利用し、海洋文化遺産などの周知に努める。

  • 3ヶ月に1回、有識者を交えたフィールドワーク(発表会のタイミングは除く)

  • 2026年9月頃(土日祝祭日予定)、中間発表(神戸大学深江キャンパス・交通費支給)

  • 2027年8月(土日祝祭日予定)、成果発表(神戸大学深江キャンパス・交通費支給)

  • 2027年9月、調査内容のレポート提出。

◉プロジェクトメンバー ※敬称略

  • 中田 達也(神戸大学大学院 海事科学研究科附属 国際海事研究センター 准教授

  • 石原 渉(NPO法人 アジア水中考古学研究所 副理事長

  • 來生 新(横浜国立大学 名誉教授)

  • 木村 淳(東海大学 人文学部 人文学科 准教授)

  • 佐々木 蘭貞(帝京大学 文化財研究所 准教授

  • 戸村 裕行(水中写真家)

  • 中原 裕幸(横浜国立大学 非常勤講師

  • 信時 正人(株式会社エックス都市研究所 理事)

  • 西川 千尋(ユネスコ本部 職員)

  • 吉崎 伸(特定非営利活動法人 水中考古学研究所)

  • 吉原 司(姫路獨協大学 人間社会学群 現代法律学類 教授)


各メンバーの詳細及び専門などはこちらをご覧ください。

◉前期チームの取り組みと海洋文化遺産の保護と活用に関する提言

  • 今回は本事業「後期」の公募となります。「前期」の活動はこちらをご覧ください。

  • また、上記ページには前期の市民ボランティア有志がとりまとめた「海洋文化遺産の保護と活用に関する提言」が記載されていますので必ずご覧ください。


◉応募要項

・応募期間

 2025年11月5日(水)〜11月30日(日)23:59まで


<選考方法>

1次書類審査及び2次面接審査の後、合否判定を行います。


・1次書類審査について

以下のgoogleフォームに必要事項を明記の上、プロジェクトが指定する5つの課題テーマのうち、取り組みたいものを2つ選び、「課題テーマをどのように深めていきたいか。どのような調査をして、広めていきたいか。このプロジェクトに期待していること」というタイトルで1,000字程度の文章を添えて提出してください。


◉課題テーマ

 1. 江戸時代の海運─寄港地をめぐる研究

 2. 幕末における海戦の研究─阿波沖海戦など 

 3. 全国の操練所の遺構が意味するもの─近代蒸気船の導入

 4. 外からの来襲に備えた軍事施設の研究─それらの遺構を探る

 5. 遣唐使─開始から廃止までを追う


・2次面接審査について

ご登録いただいたメールアドレスに12月上旬頃、書類審査の合否を送信させていただきます。その際に1次審査通過者は2次面接審査の日時と詳細をお送りさせていただきます。面接はスマートフォンなどでも可能なMicrosoft Teamsを利用したオンライン面接です。

◉応募受付はこちらから


これまで海洋文化遺産の知識や知見は、僅かな例を除いて一部の者にしか知られてきませんでした。それを熱意ある市民の方々の参加によって、日本に海洋文化遺産を周知する千載一遇の機会と捉えております。たくさんのご応募お待ちしています。


この件に関する問い合わせやご質問は

海洋文化遺産プロジェクト共同事務局

info@ckuh-kobe.com

までお願いいたします。

 
 
 

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