日 時
2024.10.6 20:00~21:00 第1回大分チームTEAMS会議
参加者
スピカ・しんかい・立花・こふみ・安井翔・順不同
(中田達也)・(石原 渉)
議 題
1.自己紹介
2.研究方針について
3.ファシリテータの選考
1. 自己紹介
2. 研究方針について (各人の興味関心や研究方針について発表してもらった)
(スピカ) 古代の船について興味を持ち、今回このプロジェクトに応募した。関係書籍を読んで水中考古学と陸上の考古学の違いを考えてみた。特に関心を持っているのは、大友宗麟やフランシスコザビエルなど、大分ゆかりの人物たちで、別府湾にはこうした人々に関連する遺物が沈んでいるかも知れないと期待している。漁協関係者への聞き取りや、図書館での文献調査などもやってみたい。
(しんかい) 現在、大学で考古学を学んでいる。将来は水中考古学を専攻したい
と考えている。沈没船に関しては、長崎県松浦市鷹島の元寇遺跡などに興味があ
る。また今回、本プロジェクトに参加することが出来たので、より興味をもって
学習し、知識を増やしたいと考えている。
(立花) 学校で本プロジェクトを知った。海に関する知識を深めていきたい。特に旧日本海軍の戦艦陸奥に関して興味がある。それは陸奥が戦艦長門の同型艦として建造されたにも関わらず、謎の爆沈を経て、今も瀬戸内海に沈んでいることだ。何故、爆沈したのかを調べてみたい。
(こふみ) 水中遺跡に関しては、九州国立博物館で長崎県の鷹島海底遺跡のことを知り、以来注目している。大分県内には別府湾や豊後水道に戦争遺跡と呼べるものがあり、他にも戦争中に墜落した航空機や船舶が沈んでいる。この領域は手付かずの領域で、調査研究の価値があると思う。これらについては文献や新聞のアーカイブを用いて追跡が可能で、別府湾や豊後水道に何が沈んでいるかを調査することで、近現代の大分の海の姿を明らかにしたい。
(安井翔) 以前、5年間を掛けてヨットで日本国内を巡ったことがあり、鹿児島県の徳之島で、海底から見つかったという先史時代の遺物のことを知った。大分には姫島という黒曜石の産地がある。黒曜石は幅広く石器などに活用されていることから、島の周辺で、こうした交流の証を海底で見つけることが出来るのではないか、また豊後水道などには大友宗麟による海外貿易に関する遺物が沈んでいるのではないかーと思っている。
大分チームの(石原)より、本日は大分チームの初回会合であることから、大分チームとしての研究課題を、一つにまとめることは難しいと判断し、次回会合までに、各自で考えを整理しておくようお願いした。
3. 大分チームのファシリテータの選考について
決定には至らなかったので、次回会合に持ち越すこととした。
4. 報告事項
帆船「みらいへ」の乗船航海について、日程と航路を説明し、船内において各チームの研究成果を、中間発表という形で行う旨を伝えた。その結果、前半の航海には、こふみさん、しんかいさんの2人が乗船、後半の航海には立花さん、スピカさん、安井翔さんが乗船することとなった。
5. その他の事項
大分チーム間の連絡のためにLINEグループの設定をお願いし、そのため大分チームのメンバーの連絡先を共有したい旨を尋ねたところ、全員賛同されたので、後日、そのデータをメールで送ることとした。また、今回は大分チームの初会合であるため、議事録は(石原)が作成するが、次回からチーム内でお願いすることを付け加えた。最後に質問として、今後の調査などで漁協関係者などに聞き取りを行う際に、肩書がいるので名刺を作りたいが、名称はどうすべきか、との質問があった。これには中田先生より、「海洋文化遺産プロジェクト大分チーム○○〇」(研究員と最初に言ったが、言い直して研究員はつけなくてよい)とするのはどうか、との返答があった。また他のメンバーから、もう既に作ったとの発言があり、それらを参考にしてはどうか―とのことであった。 文責(石原)
次回は2024.10.18(金曜日) 21:00~22:00 Teamsにて行うことを決し散会した。
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