【兵庫チーム】福泊最終調査にむけて 第17回会議議事録
- 兵庫海洋文化遺産プロジェクト

- 9月4日
- 読了時間: 2分

参加者:木村先生、どっちゃん、のれんにゆき、みずぽりん、しょーちゃん、はるか
開催方式:Zoomによるオンライン会議
この日は月に一度の定例MTGを全員参加で行いました。
9月の発表に向けて方向性は固まったものの、メンバー全員忙しい中で準備にバタバタ…💦
全員で良い発表にできるよう、鋭意作成中です!
そして、8月30日(土)実施予定の福泊の最終調査にむけて話し合いを行いました。
調査の目的:まだ調べていないエリアを潜水調査し、当時の福泊が使われていた時代の痕跡を探すこと
調査エリア:八家地蔵の西側、河口付近のエリア テトラポット沿い
前回潜水調査・ビーチコーミングをした東側のエリアは、港として使われていた島の端部ではないかと考えられるので、河口付近を調べることで、港の痕跡や陶磁器の欠片、当時の海岸線を特定する材料などがないかを探していきます。
木村先生よりアドバイスをいただいた点
・川の河口付近が一番船を停めやすいと考えられるので、一番港の痕跡が残っている可能性が高いのではないか
・土砂の堆積などで港の使い勝手が悪くなり港の場所が変わるということはよくあることなので、
福泊もその可能性あり。陶磁器などが落ちていたとしても、土砂に埋もれてしまっているかも。
・中世頃までは石を積み重ねたりして港として使っていた可能性があるが、現代になって古い石の上に新しい石を重ねて防波堤を作ったりした可能性もあるので、年代の判断が重要になる(見分けることは非常に難しいそうです)
また、どっちゃんから福泊の航空写真について気になるお話が…!
1970年の航空写真を見て見たところ、八家地蔵の東側海岸付近に280mほどに伸びる影が残っているとのこと。この間の調査では一文字の付近をメインを調べていましたが、海岸線沿いにも何かあるかも?と新たな疑問が生まれました。
また、珪藻が海岸線の位置、年代の特定につながるという非常に興味深いお話も共有いただきました。
調べたいことは尽きませんが…、次回8月30日(土)、「何か」見つかることを祈って、全員参加の福泊最終調査になります!💪




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