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【広島チーム】シンポジウムに参加して

日時:2025年9月13日(土)

場所:神戸大学深江キャンパス

参加者:やまだ56、煎茶

 研究成果の発表を行いました。私たち広島チームは、『広島市本川水域の構造物・遺物調査 「水の都」&「平和記念都市」の歴史を刻む水辺』について取り組んでまいりました。


・展示品

 会場内に設けられた展示品コーナーにて、本川の調査(やまだ56による採取)で見つけた表面採取物を展示しました。


本川調査の表面採取物展示
本川調査の表面採取物展示

 爆心地周辺の川は、燈籠流しや原爆の絵で取り上げられることが多く、チーム内でももう調べ尽くされていると思っていたため、今回の調査でこれだけのものが見つかったことに驚きました。多くの方がお声掛けや実物を触る体験をしてくださり、嬉しく思いました。


・発表

 広島チームの発表は前半の3番目で、発表準備なども思うように進まなかった面もあるため、個人的にはとても緊張していました。前半の本川の歴史や地理については煎茶が担当し、後半の調査内容や発見、今後の活動についてはやまだ56が行いました。

 煎茶:個人として本川には強い思い入れがあり、プロジェクトの仲間や関係者の方々に知っていただける機会となったため、大変達成感がありました。また、他チームの発表で調査のための技術について知ったり、知らなかったものに触れたりできたことは、学びとなりました。

 やまだ56:発表に関しては、説明をしきれなかったところもありましたが、これまでの調査の成果はみなさんに伝えられたのではないかと思いますし、最後の質問タイムで調査エリアに実際に行ってみたいという声をいただいたのも大変うれしかったです。 他県の各チームの発表は、着眼点や調査対象へのアプローチの仕方や調査から導き出されたものも本当に各県各様で大いに刺激や感銘を受けました。 時間の関係で前日やシンポジウム後の交流の場に参加できなかったことが心残りです。


・今後について

 私たちは主に2点について取り組みます。

1.太田川河川事務所と広島市への意見書提出

 護岸工事の際に配慮してもらうため、今回の調査によって明らかとなった被爆遺物現存のこと、貴重な川辺の風景であることを伝えます。

2.地元自治会への情報提供

 今回の活動で知り合った本川周辺の自治会の方々へ情報提供を行います。

 海洋文化遺産プロジェクトに参加して、他では得難い経験をたくさんすることができました。今後、四面海もて囲まれし日本を支える者として、この経験を生かし水中文化遺産や地域の文化を継承していこうと思います。ここまでの活動を支えてくださった木村淳先生、事務局の方々、中田先生、活動の応援をしてくださった関係者の方々、プロジェクトメンバーの皆、そして広島チームの皆に感謝申し上げます。


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