
こんにちは。
愛媛チームのkokoです。
リョウ、バタやん、おおかみ、koko4人のメンバーと
愛媛チームを担当してくださる蘭貞先生と一緒に調査へ行ってきました。
私たちが調査する場所のひとつ「古波止」。
水中に石組みの遺構(波止場)が残されている場所です。
繋船石も古波止から揚がっています。
これまで、下調べも行ってきました(下記バタやんブログ)。
ここで水中ドローンは使えるのかどうか・・・
砂浜を歩いてみんなで現地を確認します。
干潮の朝9時。全国的にも寒波が押し寄せた日でした。今治も寒かった・・・。
早速、海岸で何かないか、捜索しながら歩きます!
見つけたものを一つ一つ、先生に確認していただきます。

これら、海岸に散在する陶器片です。いつの時代の陶器なのか・・、皆さん分かりますか?
プリントぽいとか、色合いの違いなど、先生にお聞きしながら進んでいると、
チーム最年少のおおかみちゃんが発見しました。コレ↓

「弥生土器かもね」
・・・え。
こんなところに弥生土器あるなんて~!びっくりです!
手に持ってみると、冷たくて、少し重いです。
弥生人も触った感触でしょうか…。
学芸員さんに連絡を取って、調べていただくことになりました。
これ、本当に弥生土器なら★大発見★です~。
他にも、先生が人工的な石の列を発見。

ホントだ、よくみると明らかに人工的です。石が真っすぐに並んでいます。

人間の手が加えられたことは明らかですが、いつの時代なのか、何の目的なのか。
この日は分からず、調べてみることになりました。
ここ、私とバタやんさんは前も干潮時に来たのにな・・・
石の列に気付かなかったです(´;ω;`)
さすが、先生です。
この後、漁業協同組合宮窪支所にご挨拶に伺いました。
この海域の潮の流れのことや、水深、水中にある漁礁など、詳しく教えていただき、
春の調査にご協力いただけそうとのこと、とても心強くありがたいです。
ドローン調査で、今後、水中の波止が見られるかもしれません!
ドローンだけでなく、海岸からシュノーケルで探索できるかもしれないことも分かりました。
伯方と大島の間にある見近島にも行きました。
この見近島は村上海賊の駐屯地となった場所で、陶器片が多数見つかっているとのこと。
残念ながら、砂浜に降りられるところなく、島を散策して終わりました。
散策と言っても、本格的すぎる冒険をするメンバー(先生含む)↓

草を分け入った先には、私たちしか見られない景色がありました。
写真右奥に、能島が見えます。

たくさん歩き、笑い、よく勉強になった一日となりました☆彡
~~~~~~~~~~
後日、子どもたちと本物の弥生土器を確認(愛媛大学ミュージアムにて)!

確かにこんな色だったな~。
ここにある土器類は軽く感じました。
子どもたちも海岸で何かを発見したい!とのこと。
子どもたちの目で見たほうが何か見つかるかも!?
Comments