12月9日月曜日・快晴。
この日はkokoさんとバタやん(私)で、「蛸釣り陶器」を求めて今治へ行きました🚗
はいみなさん。
ここでタコ壺を想像しましたよね???
私ももちろん、結構長い間、タコ壺を想像しておりました…
が!!
実は違うのです!
〜"蛸釣り陶器"とは〜
今治地方に残る伝承「蛸で海から釣った陶器」
そう、タコ「で」なのです…!
イメージ図↓
………実はもっと素晴らしい図解が大山祇神社の海事博物館にあったのですが、撮影不可の為、私の残念な図解でご容赦下さい…
(ちなみに海事博物館にも蛸釣り陶器が14点展示してあります)
つまり、タコの足に縄をくくりつけて海底の陶器を釣る、という変わった釣り(?)が、江戸時代に流行ったようなのです。
そしてそれはただの伝承ではなく、いくつか現存しています!
特定の場所でそれだけまとめて陶器が海底にあった…という事は、船が沈んでいる可能性が…?!
という訳で、「(タコ釣り陶器の)本物を見てみたい!」というkokoさんの熱い思いに動かされ、波止浜歴史民俗資料館に行ってきました(^^)
(こちらに数点保管されている…という情報を前回田中さんからゲットしておりました✨)
資料館は現在は閉館中の為、波止浜市役所の方の案内で中に入ります。
母屋と蔵があり、てっきり母屋の方だと思っていたら、まさかの蔵の方が開錠されました。
蔵は2階建てで、1階には昔の道具類がいろいろ展示されてます。
もちろん…
タコ壺もありました!
でも、求めているのはこれではないのです…
市役所の方々もタコ壺をイメージされていたようで、「これじゃないならここには無いのかも…」という、うっすら落胆の色が伺えます。
いや、まだ2階がある!
期待を込めて、みんなで2階に上がりました。
2階にはなんと、縄文時代の人骨が保管されているとのこと。
人骨…
私がビビっていたら、kokoさんが該当のガラスケースの布を、躊躇なくめくりました!
最強です。
二人で人骨を確認し、かなり綺麗な状態の骨を見ながら、「ン千年経っているとは思えないね…」などと感想を言い合ったあと、再び蛸釣り陶器の捜索へ。
他にも眠らせておくのがもったいないような展示物がたくさん…
そして最奥のガラスケースの中に、ついに見つけました!
それがこちら。↓
蛸釣り陶器3点、蛸釣り刀剣1点。
ここでついにみんなの「壺」イメージが払拭されました〜✨
というか、「剣」もあるんですね…
このあと母屋の方も見学させて頂き、大満足で資料館を後にさせて頂いたのでした。
市役所のみなさま、お忙しい中いろいろご対応、またご紹介頂きまして、ありがとうございました✨
バタやん
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