こんにちは。
愛媛チームのkokoです。
少し前ですが・・・
海中遺産に関わるものないかと、松山市考古館に行ってきました。
実は、松山市には遺跡が約400か所あり、
四国の市町村の中でも遺跡の多いところなのです。
松山の皆さん、知っていましたか?^^;
40年ほど生きてきても、まだまだ知らないことだらけ…。
いや、勉強不足で知らないのは、私だけかもしれませんが(-_-
常設展にあった海揚がりのものは、
このナウマンゾウの牙✨
よぉ~く見てみると、ほら、フジツボがついています!
長らく海の中にあったのですね。
このナウマンゾウの牙は、元々個人の方が所有されていたもので、
二神島近辺で揚がったものだそうです。
二神島の位置↓
1万5千年前は、陸続きでナウマンゾウが闊歩していたのでしょう。
二神島付近の海には、他にも古代のモノが眠ってそうです。
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さて、海揚がりではないものの、海に関するものは、他にもあります。
準構造船の絵が描かれた石や、サザエ突き(弥生時代)、
松山城跡からは、魚の骨や貝が見つかっています。
船で海に出て漁をし、貝などを採って生活していた様子が分かります。
飛行機や自動車が発達した便利な世の中になったのは、
ホンのこの数十年で、日本の人々は長い間、海、船とともに生きてきたと実感します。
話はそれますが、私がここで印象に残ったものは、
こちらの陶器でできたままごとセット。
松山城三之丸跡から出土したもの。
ミニチュアの陶器、めちゃ可愛い💛
こんな素敵なおもちゃで遊んでいたお姫様が松山城にいらっしゃったのでしょうか。
いつの時代も子供の遊ぶものは変わらないんですね。
この日は急な訪問にも関わらず、学芸員の方が丁寧に説明して下さいました。
ちょっと解説していただくだけで、全然見方が違います。
より詳しく知ることができ、面白かったです。
水中遺産とは何か、訳も分からずのスタートだったのですが、
ほんの少しずつ・・・霧が晴れてきたような感覚です。
横道にそれつつ、引き続き、今後も調査を続けます!
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