〇日時:前半 11/29~11/30 大阪チームでの乗船者: みやもとさん、奥田
後半 11/30~11/31 大阪チームでの乗船者: みみ
〇イベント毎での概要 (今回はこのブログを書いている者が前半に乗船していたため主に前半の内容について 明記いたします。)
11/29
13:00 乗船者集合
初めに尾道駅南口に集合しました。他地方の方がたはもちろん私たち大阪チームに関し ても初めて対面で会う機会となりました。
13:15 帆船みらいへへの乗船
尾道駅まで歩いてほどなくしてみらいへに到着しました。 やはり帆船といえばマストですね。甲板に立つ雄大な姿に思わず息をのみました。
14:00 出港
出港して景色に意識を奪われていると今回のイベントのひとつである展帆が行われま した。航海士の方がたの指導も相まって無事に帆を自分たちで動かす瞬間を見れました。
その後に船内見学となりました。航海士になるため勉強している私にとって船の操縦を担う場所まで拝見できたのはたまりませんでした!
15:00 各チームの中間報告
なんとなく他地域の方とも交流し始めたところで各チームの中間発表が行われました。チームによって進行度はまちまちでしたが、どのチームにもそれぞれの色が強く反映されていました。職歴も自分自身が考えているよりも多種多様で、発表を聞いても新たな視点の数々に圧倒されました。また全てのチームにおいて熱意がとても強かったので予定されていた時間を優に超えていたのも色々な意味で印象深いです。
18:30 夕食
航海士になるため勉強している私にとって船の操縦を担う場所まで拝見できたのはたまりませんでした!
に舌鼓を打ちました。 あまりに料理がおいしかったので他グループの方とも話が弾んで仕方がなかったです。
20:00 先生方の講義 夕食を食べ終わった後は講義、特に領海、内海に関する法律について専門の先生方から 受けました。この際特に印象に残っていることは中田教授が講義の終盤で海洋遺産に関して熱く語っていたことです。一緒に乗られていた方なら共感していただけると思うのですが、私はこの方のこのプロジェクトに対する本心を聞くためにこの船に乗船したのだな、と思わせるほどでした。
11/30
6:15 起床・ラジオ/デッキウォッシュ
冷え込む中、裸足で甲板を出ることとなりました。そう、デッキウォッシュです。一度 木の甲板を持つ船舶を乗られたことがある方ならご存じかと思いますが、ヤシを半分に 切った切り口をたわしとしてデッキを磨く仕事です。冬場にこの作業は中々の重労働で 途中から明らかに周囲の皆さまの甲板を擦るスピードが加速したので寒さに皆耐えきれなくなったのをひしひしと感じました。
7:00 朝食
朝食は遣唐使メニューということで厨士さんがわざわざ当時の食事によせて作ってく ださいました。個人的にはかなりおいしく別段普段の食卓に出てきても問題ないという 感じでした。そこは厨士さんの努力もあると思うのですが。
08:30 先生方の講義
この日は多くお話を色んな先生方から聞く機会がありました。色々と書き記すことはあ るのですが、個人的に印象に残ったことは海堡のことです。私事ですが、海技者志望に とって特に第二海堡というのは関わりが強いものなので第三海堡がかつてあった話などもう少し色々聞いてみたいと思わせてくれる講義でした。
都度開催:甲板上での講義
運航している船に乗っているというだけあって実物を見ながらの講義というものも多くございました。鞆の浦の地形を実際に見ながら潮の満ち引きによる設備の特徴についての話だったりいろは丸が沈没した地点上でいろは丸から見つかったものについての話の講義だったりと通常では味わえない体験となりました。
総括
今回はとても貴重な体験をさせていただきました。なにより同じ目的を持つ他地域の方 がたと実際に会って関われてその方がたのかける思いなど伺えたのが一番の報酬でした。今回得た知識、縁を大事にしてこれからのグループ活動に昇華していけたらと思います。
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