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【愛媛チーム】ランディ先生と現地調査part2!②〜1日目-後編(佐田岬半島)-

「行き止まり看板」に再び集合した後は、ランディ先生、koko、バタやんで、佐田岬半島ミュージアムへ行きました!🚗


愛媛県民ビックリの、北から西へ海沿いを大移動です。


途中、愛媛県民のソウルフード"豚太郎(とんたろう)"でラーメンを食べて腹ごしらえをし、佐田岬半島のメロディ道路について考察(?)しながら、"滑昇霧"(半島の上部にだけかかる霧)の中のミュージアムに無事到着。


佐田岬半島のちょうど真ん中あたり。


こちら2023年にできたミュージアムで、全員初訪問です✨


とにもかくにも、早速2Fのミュージアムへ🚶🚶‍♂️🚶‍♀️


頂いたパンフレットには、勾玉界隈で人気らしい、子持勾玉という勾玉の写真が😳


そして入っていきなり、海揚がりのナウマンゾウの骨が😳


ほ〜✨


ワイワイ言っていたら、佐田岬ご出身の辻さんというスタッフの方が来てくれて、いろいろお話を聞く事ができました。


ナウマンゾウの骨は、漁師さんの底引網にかかったそうです🐘


さらにこのミュージアムのある場所は、佐田岬半島の中で一番幅が狭く、江戸時代の宇和島藩の参勤交代時には、藩主は南の塩成(しおなし)から陸路で北の三机(みつくえ)に入り、空船は佐田岬の先を回って三机港に入って藩主をピックアップするという、ショートカットルートにもなっていた場所だそうです↓

(Googleマップより)


当時の藩主:富田信濃守は、さらに短縮させようと運河の掘削を計画したそうなのですが、途中で断念。現在"堀切"として地形が残り、今そこには「堀切大橋」がかかっているとのこと。


確かに確かに(掛かってる)🤔


そして北の三机港は、戦時中は海軍特殊潜航艇の訓練地にもなっていたそうです。


ふむふむ✨


その後も、壁に貼られた佐田岬半島の年表から、いろいろ読み解く先生👀

一緒に地図で場所を確認するkoko&バタやん👀

・「1474年(文明6年):地震で津波が押し寄せ、翌日白崎の浜に不動明王と弁財天の2尊が現れた」

・「1748年(寛延元年):二名津で停泊中だった宇和島藩の船が台風で転覆


ふむふむふむ✨



なるほど、こうやって手掛かりを追っていくんですね!🕵️


その後、昔の船の汽笛を鳴らしたり、打瀬舟の模型のスキャニングを先生に見せてもらったり、浜辺に牛が死ぬほどいる写真に驚いたり…👀



充分堪能したあと、出口の少し手前にあった大きな写真の所に行くと、再び辻さんが説明をして下さいました😊


海上の一艘の船の上に、海を覗き込んでいる人が一人写っている写真…

佐田岬半島の突端での海士(あまし)の方の漁の様子だそうです。


なんと3分間くらい息を止めて、30mくらい一気に潜られるそうです!


凄いですね…


カナヅチの私にはもう別世界です…😅


「海士の方にお話を伺えたらいいかも…」


ここで先生から貴重なアドバイスが✨


最後に、昔の海と人の関係がわかるようなものが残っているような場所はないか、辻さんに聞いてみました📝


「すぐにパッと思いつくような場所はないですが、あまり開発されてない、でも寂れてもいない、風待ち、潮待ちのできるような小さく窪んだ湾のような場所には、何かあるかもしれませんね😊」


ふむふむふむふむ!✨


さっそく地図を見て、当たりをつけて行ってみました〜🚗


半島の尾根を走るメイン道路以外の海沿いの道はかなり細く、対向車が来ない事を祈りながら、私の頼りないナビで進みます🗺️

まず大江。そして小島へ。



その小島の海岸で、またもや先生が不思議な痕跡を発見👀💡


「これは石を切り出してるかもね」


‼️



なんと‼️

どうやら、昔の石切場のようです…👀



さすが、3歩歩くと遺跡に当たるランディ先生✨笑


言われてみると確かに、不自然な形〜🪨

だとしたら、ここから切り出した石はどこで使われたのかなぁ…




本当はまだ他の湾も調べたかったけど、ここから松山までの道のりを考えると、そろそろタイムアップ。


夕焼けが綺麗な事で有名な"夕焼け小焼けライン"を夕日を背に松山へひた走り、インスタで人気の下灘駅もすっ飛ばし、無事帰松したのでした✨




(2日目へ続く)




バタやん

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